青山一丁目パーソナルトレーナーが語る胸の骨の構造や役割について

皆様こんにちは!

パーソナルトレーナーの佐藤厚志です!

今回は人体の胸の骨の構造について説明します!

身体の内部には内臓の入る空間があり、横隔膜で仕切られた上の部分を胸腔、下の部分を腹腔と言います。

胸腔の内部には肺や心臓などの重要な臓器があり、これらを守る籠のような役割を果たしているのが胸郭と呼ばれる骨です。

胸郭は胸骨、肋軟骨、肋骨、胸椎からなり、端が狭く下端が広い形で、前後に狭く左右に広い楕円形をしています。

胸骨の上側面にある鎖骨は腕を動かすための骨で、肩関節とつながっています。

次に一般的にはあばらと呼ばれる骨について説明します。

あばらとは全部で12対の肋骨が胸を囲んでいることです。

胸郭の前面中央にある胸骨は、長さ15cmの骨で、胸骨柄、胸骨体、剣状突起の3つの部分からなります。
肋骨は胸腔の壁を作る12対の骨です。
背中側は胸椎と、前面は上から7番目までの骨がそれぞれ肋軟骨によって胸骨と連結し、8〜10番目の肋骨は7番目の肋軟骨とつながっています。
11~12番目は肋骨とつながっていません。
胸骨と肋骨の間の肋軟骨は、衝撃を和らげる働きをしています。

次に胸や背中にはどのような筋肉があるのかについて説明します

胸部には、胸を守る筋肉と腕を動かす筋肉があります。
胸の前面にある大きな大胸筋、肋骨から胸を取り巻くように肩甲骨までつながる前鋸筋、背中の最も大きな広背筋などが腕を動かす筋肉です。
深部には、呼吸のための筋肉があります。
肋骨の隙間にある外肋間筋や内肋間筋は、交互に収縮して胸を膨らませたりしぼませたたりします。

姿勢を維持する脊柱起立筋

脊柱の周囲には、腸肋筋、最長筋、蕀筋からなる脊柱起立筋と呼ばれる一連の長い筋肉があります。この筋肉は脊柱の曲げ伸ばしや回旋、S字カーブを維持するなどの役割を果たします。