南青山パーソナルジム 豆知識「グリコーゲンはどのように分解されるのか」
みなさんこんにちは!今日は体内にあるグリコーゲンはどのようにして分解されるのかについて解説したいとおもいます。
まず、グリコーゲンとは大量のグルコースが結合することでできた多糖類のことで、人間の体内にはおおよそ350−500グラムほど存在しているとされています。運動をする際には、体はこのグリコーゲンからグルコースを取り出すことで、血中グルコース濃度を上げようとします。今回はそのメカニズムについてお話ししようと思います。

1 アドレナリンやノルアドレナリン
運動をすると自立神経系のうち交感神経が優位になります。交感神経終末からはノルアドレナリンが分泌され、またその影響で副腎髄質からはアドレナリンも分泌されます。ノルアドレナリンやアドレナリンは、アドレナリン受容体に結合します。アドレナリン受容体は7回膜貫通型のGタンパク質と共役しております。アドレナリンなどが結合すると、受容体の中ではアデニル酸シクラーゼが活性化し、結果としてc AMPの濃度が上昇します。さらにそれによってPKAが活性化します。PKAによって、グリコーゲン分解酵素を活性化させる「グリコーゲンホスホリラーぜキナーゼ」が活性化し、それによりグリコーゲン分解酵素である「グリコーゲンホスホリラーぜ」も活性化します。それにより、グリコーゲンの分解が開始します。
2 カルシウム/カルモジュリン複合体
筋活動が起こる時には、カルシウムイオンの放出が起きています。それによりカルシウムイオン/カルモジュリン複合体というのが出来上がり、これがグリコーゲン分解酵素を活性化させる「グリコーゲンホスホリラーぜキナーゼ」が活性化し、それによりグリコーゲン分解酵素である「グリコーゲンホスホリラーゼ」も活性化します。それにより、グリコーゲンの分解が開始します。(途中からは1と同じです)
3 AMP
エネルギーの消費をしている際にはATPの消費をしています。ATPの利用が進むと、そこから2分子のリン酸が外れたAMPというものが増えます。このAMPは、グリコーゲンホスホリラーゼのアロステリック活性因子です。そのためグリコーゲンホスホリラーゼに直接結合し、そのまま活性化することができます。
いかがでしたか?グリコーゲンは主にこのような複雑な過程を踏んで、最終的にグルコースとなり血中グルコース濃度を保とうとしています。
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