南青山パーソナルトレーナーが語る筋肉の柔軟性を上げるストレッチついて
こんにちは!
functionalgym南青山パーソナルトレーナーの筆野です!
前回の南青山パーソナルトレーナーが語る関節の柔軟性を増やすストレッチ時間についてという記事で関節と筋肉の柔軟性の違いについて説明しました!
今回は前回に続き『筋肉』の柔軟性の増やし方についてもアメリカの研究結果を元に説明していきます!
まず結論から申し上げると筋肉の柔軟性は関節よりも長い時間のストレッチが必要でまた、ストレッチをやめてしまうとすぐに硬くなりやすいです!!!!!!!
アメリカでの研究を紹介します。
裏ももの筋肉(ハムストリング)を対象に、300秒間のストレッチをしました。
当たり前ですが、
ストレッチ直後に関節の柔軟性は増加し、筋肉の硬さも減少しました!
つまり筋肉の柔軟性は増加したという結果になりました。
今回の結果から関節の柔軟性と筋肉の柔軟性は同じようにストレッチで柔軟性が向上したと考えられます。
ですが!!
面白いことに
関節の柔軟性は30分後たっても維持されていましたが、筋肉の柔軟性は10分後には、ストレッチ前の元の硬さと同じ程度まで戻ってしまうことがわかりました。
この結果から考えると、筋肉の柔軟性は関節の柔軟性のストレッチと比べると増加させるストレッチ時間が非常に長い時間必要であるとわかります。
そのため、身体の関節の柔軟性のみを増加ささせることが目的であれば、前回のブログで紹介した30秒の時間でストレッチすればいいが、
筋肉の柔軟性を増加させることを目的とする場合、それよりも長い時間のストレッチ時間が必要であると考えられます!!
さらに、
前回も説明しましたが関節の柔軟性の増加=筋肉の柔軟性の増加ではなく、関節の柔軟性が増えるのはその人の我慢強さや痛みに対する慣れが大きく影響しているため、
筋肉の柔軟性増やしたい場合は、関節の柔軟性が増えた段階でストレッチを終了するのではなく、もう少し時間を掛けて入念にストレッチすると効果的だと思われます!!
最後に、ストレッチをどのくらいの頻度と期間したらいいのかについて説明します!!
定期的なストレッチをすることで筋肉の柔軟性への影響を検討した研究として、定期的にストレッチをすることにより筋肉の柔軟性が増加することが明らかになっています!
また、週何回ストレッチをすればいいのかについての研究では、
週1回だけ360秒ストレッチを行う人では筋肉に柔軟性の変化あまりなかったのですが、週3回ストレッチをした人が筋肉の柔軟性の改善効果が多く出たことがわかりました。
よって週に1回だけではなくて2日に1回程度の頻度でストレッチする必要があります!
以上のことから筋肉の柔軟性が改善するには時間が必要であり、定期的にストレッチをしても時間がかかるため、ある程度、長い時間・期間する必要があると思われます!!
以上が筋肉の柔軟性を増やすストレッチ方法でした!
他にも、南青山パーソナルトレーナーが語る関節の柔軟性を増やすストレッチ時間についてという記事もあるのでそちらもご覧ください!
ご覧いただきありがとうございました!