南青山パーソナルトレーナーが語る、背骨のつくりと椎間板ヘルニアについて

こんにちは!
functionalgymパーソナルトレーナーの筆野です。

今回は背骨のつくりについて説明していきます。

背骨は専門的そな言い方で言うと脊柱とやばれています。

臼形をした椎骨(脊椎)が連なってできています。

そして背骨は5つの部分に分けられ、
頭を支える頸椎は7個、胸の胸椎は12個あります。そして腰の腰椎が5個、骨盤の後部にある仙骨が1個、その先の尾骨が1個の合計26個の骨から出来ています。

そしてそれらの骨はそれぞれの骨は突起があり、上下が重なり合っています。
各骨の前側は椎体(ついたい)と呼ばれる円盤型の部分で、そこで体重を支えています。

椎体の前面や側面には血管を通す栄養孔があり、血管から栄養と酸素を取り入れ、骨組織からの二酸化炭素と老廃物を運び出しています。

骨の中心の椎孔は上下に連なって脊柱管を作り、そこに神経の集合体である脊髄が通っています。

脊髄は脂肪や血管などで包まれています。

次に人体の背骨は前後にカーブしています。

ではなぜ背骨はカーブしてるのかについて説明します!

人は、もともと4足歩行でしたが後に2足歩行になりました。
4足歩行では背骨の下に内臓があるので、背骨全体で重さを支えられます。
しかし直立の姿勢では背骨の前に内臓が位置するため、体を反らさないと前のめりの姿勢になってしまいます。

そこで腰椎に彎曲を作ることで、身体を反り返さずにバランスをとることができるようになりました。

また、この彎曲を作ることで骨の強度が増し、歩くときの地面からの衝撃を吸収して骨折を防いでいます。

最後によく皆様が耳にする椎間板についてお話しします!

そもそも椎間板って何?と言うことですが、

椎間板は、重なり合った椎体と椎体の間に挟まった繊維軟骨の板で、柔らかく柔軟性のある組織です。
上下の骨を強力に結びつけるとともに、衝撃を吸収しています。
また、椎間板のおかげで、背骨は色々な方向に動かすことができるのです。
椎間板は加齢とともに男性を失い薄くなっていくため、だんだんと背が低くなっていきます。
椎間板は柔らかい髄核と呼ばれる組織が繊維軟骨の輪に囲まれた構造をしています。
繊維の輪が壊れて中から髄核が出てしまうと、脊髄などの神経を圧迫して痛みや機能障害を引き起こします。
これがよく皆様が耳にする椎間板ヘルニアです。

以上が背骨に関する説明でした!

いかがでしたか?
背骨の構造がわかることでヘルニアとは何かが分かりやすくなったと思います。

このように解剖生理学が理解できれば病気や怪我の原因がわかるので、セルフケアもできるようになると思います!

今後もこのように解剖学などを分かりやすく説明していくので、是非他の記事もご覧くださいね!

他にも、青山一丁目パーソナルトレーナーが語る関節の構造や機能についてという記事もあるのでそちらもご覧ください!!

ご覧いただきありがとうございました!

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