南青山パーソナルトレーナーが語る、高齢者がトレーニングを行うことの重要性について

こんにちは!

南青山パーソナルトレーナーの筆野です!!

今回は高齢者が筋肉をつけることの重要性についてお話しします。

そもそも、最近の日本は高齢化が進んでいるのはみなさまご周知の通りだと思います。

日本の社会的にも高齢者の人口が増加して、サルコペニア(加齢に伴う筋肉量の低下がもたらす生活習慣病や要介護、転倒)やフレイル(体が虚弱になること)による介護度の重症化などが取り上げられています、

そのため日本では国をあげて

高齢者がそのような状態にならないように予防または回復に努めているのが実態です。

では高齢者の筋肉低下について話を戻しますが、

加齢に伴い筋肉量は、何もしなければ絶対に減少します!!

特に、上半身よりも下半身の筋肉が低下しやすいと言われており、下半身の筋肉量は1年あたりで1.0~1.4%程度減少すると言われいます。

そのため、高齢者においてはサルコペニア予防、フレイル回避などが挙げられるため、

筋肉量の維持または向上を目標とするため、運動が注目されています。

こうした日本社会の背景から「筋トレ」という用語は、現在では多く人が意識するようになりました。

しかしネットなどで多く見られる情報では

高齢者に対する筋トレではなく、種目としての筋トレボディビルなどの筋トレに対する情報がほとんど軟尾で高齢者がトレーニングを始めるためにはなかなか情報が少ないのが現状です。

さらに面白いことに、

筋肉低下よりも運動能力の低下はすぐに始まりやすいことがわかっています。

多くの場合には30歳代または40歳代ごろから起こり始め、高齢者の日常生活動作に対しても大きな影響をもたらします。

ある研究では

高齢女性を対象に足を伸ばす筋肉が低下することで身体活動のレベルが特に低下することが示されています。

加えて、日常生活において移動や階段昇降などの動作をする際に、重たいお守りを蹴れる力を増やすよりも、明らかに何度も筋肉を使える能力を鍛えることが必要です。

またもう一つの研究では高齢者の足伸展パワーは最大筋力より、階段昇降、起居動作、方向に関して高い相関関係が認められたとしている、

同様に、他の研究でも高齢者の起き上がり動作や6m歩行などで、階段昇降は筋肉を動かす力と動かす速さを測りその高齢者がどの程度の日常生活を送れるのか予測できるとしています。

さらに、筋パワーは、高齢者の機能的自立を維持し、転倒を防ぐ上で明らかに重要な要素と見られており、高齢者において筋肉パワーの低下が転倒のリスクを高め転倒の発症率を高めているという報告が多く見られる。

そのほかにも椅子から立ち上がって歩く能力が低下した方なども筋パワーの低下があり、高齢者の筋パワーの低下に伴い移動能力と日常生活能力を低下させることが報告されています。

以上から、老化に伴い筋力・筋肉機能と筋肉量の減少が進み、身体的に弱くなりやすい高齢期において、長期的に自立維持、日常生活の維持のためのに筋トレが必要であるため、若いうちからの筋トレが筋パワーを向上させる方法です。

以上が高齢者が筋トレをしたほうがいい科学的な説明になります。

少し難しい言葉が多かったですが、

簡潔に言えば、「何歳からでも筋肉はつくので筋トレをして、身体の機能を回復させましょう」ということです!!

ご覧いただきありがとうございました。

他にも、港区パーソナルトレーナー ジョギングと筋力トレーニングについて思ったことという記事もあるのでそちらもご覧ください!

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