脳血管疾患の既往がある方のトレーニングやストレッチについて

皆様こんにちは!!
functinalgym南青山パーソナルトレーナーの筆野です!!

今回は脳血管疾患(脳卒中や高血圧など)のお客様が筋トレする時の注意点や方法についてお話しします!!
筋トレする前の大前提として脳血管障害を以前に起こしたお客様は、トレーニングを始める前に医師からの許可を受けるのが一番適切です!!

そして医師から運動の許可が下りた場合の医筋トレを行うためのメニューや注意点について説明します!!

そもそも、脳血管疾患は脳のどの部位に発症したかによって症状は大きく変わりますが、

エルゴメータ(エアロバイク)は、脳血管障害後の人の有酸素性能力向上のためには最も一般的な機器として必要です。

(※注意して欲しいのは、心臓血管疾患後の人はエルゴメータのようなトレーニングはしない方が望ましいです。)

また、障害を受けた部位によってはバランス能力が低下することが多いのでトレーニングをする際はクライアントのバランス能力についても考慮しなければなりません!!

クライアントは脳血管障害後に体力が急激に衰えるので、運動強度は、※最大酸素摂取量(VO2)の30%以下から始める。
その後トレーニングを重ねていくと脳血管障害後のクライアントは、最終的にはVO2の40〜70%の負荷でエクササイズが実施できるようになります!
その間のトレーニングでは、どのような運動も体力の向上に役立つために、トレーニングは各の体力には個人差がありますが、大体50〜60分間の範囲で行われ、頻度は少なくとも週3回することが必要です。                    (※1分間に体内に取り込まれる酸素の最大量)                       

そしてトレーニングをすることで、健康に対する自信や満足感の改善に役立つだけでなく、休眠状態にある神経経路を動員することによって、障害を受けた四肢の新しい神経経路の発達にも役立ちます


次に、筋トレに関しては負荷をどれくらいですればいいのですが、

本人が8〜12回で3セット、週に2〜3回のトレーニングが実施できる程度の負荷でするのが望ましいです!!

さらに、健康な側への筋トレをすることによっては、障害を受けた体肢へのクロスオーバー効果があることもわかっています!!

トレーニング中は息を止めるようなトレーニング方法(バルサルバ法)は禁止です!!
血圧が上がり脳血管疾患を再発してしまう可能性が高いためです!そのためトレーニングの際はできるだけ大きく呼吸をしながらトレーニングすることが必要です!!


最後に、ストレッチに関して説明します。

特に麻痺側の身体は一時的に動かしづらくなっていたため一時的に身体が硬くなるので、花王行きを改善するためにも、体が硬くなる前に可動域を増やせるように積極的にストレッチをすることが必要です!!

さらに、時間が経つと、破骨細胞と骨芽細胞による骨の再形成が起こり、関節は石灰化してしまいます。そのため、初期の可動域トレーニングは、これを防ぐことにつながります。

可動域を広げるストレッチは、毎回トレーニングの前後(5分以内)に行うべきで、トレーニングを実施しない日にも同様に必要です!!

以上の有酸素トレーニング、筋トレ、ストレッチなどを終えて体の動きが安定してくると

トレーニングメニューとしてコーディネーションやバランスを鍛えるトレーニングが望ましくなってきます。

以上が脳血管疾患を患った方に向けてのトレーニングについてでした!

ご覧いただきありがとうございました!!

他にも、子供のジャンプ力を向上させる筋トレメニューについてという記事もあるのでそちらもご覧ください!!