南青山パーソナルトレーナーが語る運動をするときに行うストレッチについて
こんにちは!functional南青山パーソナルジムのトレーナー筆野です!
今回は運動をする前に行うストレッチについて解説していきます
皆様は運動などをする前にストレッチを行いますか?
昔から運動をする前は必ずストレッチをするというのが一般的ではありますが、近年の研究では運動をする前のストレッチのやり方を間違えると、逆にパフォーマンスが低下してしまうということがわかってきました!
そのことについて具体的に説明したいます!
最近の研究では運動前に30〜45秒以上のストレッチをすると筋力低下やパフォーマンスの低下を引き起こすことが報告されています。
逆に言えば、それよりも短い時間のストレッチは筋力やパフォーマンスの低下を引き起こしにくいため、ウォーミングアップとして行っても問題は少ないとも考えられます!
特に、重量挙げのような筋力やパワーを一気に発揮するような種目(例えばベンチプレスや重量挙げなど)は競技の前にストレッチをすると大きく記録が低下するといったストレッチに関して否定的な報告がされています。
また、筋トレの直前においてストレッチをすることによって筋トレの回数や重量などもストレッチをする間よりも90%程度低下することが報告されています。
ですが、トレーニングのセット間の休憩中にストレッチを行うことは筋力を増加させたり筋肥大効果を大きくすることが報告されている。
そのため、
例えば、ベンチプレスをする際に、セット間の休憩中に大胸筋をストレッチしてから次のセットに取り組むというトレーニングは、筋力増加、筋肥大効果を得る可能性があり、ストレッチをしたから行って筋力が低下することはないような結果となっているため、積極的に取り入れるといいと思います!
次に、
サッカーやバスケなどの飛んだり、走ったり、多様な動きをするスポーツに関しては
ストレッチをしたからといってパフォーマンスが低下するなどの報告はあまりされていないです。
なぜかというと、重量挙げのような種目はスポーツと違って具体的に測定値がはっきりと測定されるため
明らかに低下が目で見えますが、スポーツではそのような具体的な測定結果が得られないといことも理由の一つとしてあります。
それに加えて、スポーツなどでは
ストレッチの後にランニングなど有酸素のウォーミングアップなどを行うことが一般的なため、ウォーミングアップの時間でストレッチによる筋力低下から回復することが明らかになっています。
しかも、長時間ストレッチ(5分間)を行った場合でも、ストレッチによって生じた筋力低下は10分後には元のように回復することが報告されています
以上のことから
スポーツでも直前に長時間のストレッチングは行わない方がいいですが、直前でなければストレッチをして関節の可動域を広げるストレッチは効果が高いと考えられます。
そのため、今までスポーツをする前にストレッチングをあまり行っていない人たちも、上記のことが分かっていれば安全に運動などができると思います!
以上が運動とストレッチの関係性についての説明でした。
他にも、南青山パーソナルトレーナーが語る腰痛に関係する骨盤の正しい位置と腹圧についてという記事もあるのでご覧ください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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